2010年04月16日

集合住宅でのトラブル

戸建て住宅と同様に、アパートやマンションなどの集合住宅でも、アンテナが古いことが原因で、地上デジタル放送が視聴できない、というトラブルが多いようです。晴天の日は映るけど、雨の日や強風の日は、きれいに映らなくなったり、全く映らなくなったりしてしまうチャンネルがある場合は、ブースターや分配器などが古いことが原因だと考えられます。

特に、集合住宅の場合は、ブースターと分配機によるトラブルが多いようです。まず考えられるのは、これらの装置がデジタル対応でないために、地上デジタル放送が全く見られないというケースです。この場合は、新しいUHFアンテナが設置されていたとしても、地上デジタル放送は映らないので、ブースターや分配機を新調する必要があります。

集合住宅で起こるトラブルで最も多いのは、それぞれの部屋で映りに差があるというケースです。一般的に、ブースターや分配機は各フロアに設置されています。そのため、あるフロアでは特に問題がないのに、あるフロアでは全部屋で映りが悪かったり、部屋によってきれいに映らなかったりすることがあります。

これを改善させるには、専門業者に依頼して、全てのフロアに設置されているブースターと分配機を調査してもらって、対策を取ってもらう必要があります。ただし、これらの装置は、集合住宅の備品ということで、調査以来を個人ではできないと思います。もし、地デジ対応の集合住宅で問題のある場合は、組合の理事長に相談したり、総会などで報告したりしましょう。