2010年04月15日

地デジに関するトラブル

地上デジタルに関するトラブルで最も多いのは、自宅やマンションに、すでにUHFアンテナが設置されているのに、地デジ対応テレビを購入しても映らない、というケースです。

その原因は、古いアンテナを利用したことによると考えられます。アンテナがサビついていたり、地震や風水害、鳥などによって、何らかの支障がアンテナに起きたりしたためです。アンテナが5年以上前のものだと、このようなトラブルが起きやすいようです。もし、チャンネルの中で、きれいに映ったり映らなかったりする場合は、まずアンテナ交換を検討しましょう。また、電波状況が悪い場合は、全く見られなくなってしまうことがあるので、そのような場合もアンテナ交換する必要があります。

一方、地上デジタル対応テレビで、今まで視聴できていたのに、新しくテレビを買い足したら、きれいに映らなくなった、というケースもあります。これについても、まずアンテナに疑いがあります。古いアンテナを使用しているわけではないのなら、受信電波のレベルが低いことが問題だと考えられます。それを改善させるには、ブースターを取り付けて、電波の増幅を行う方法がありますが、ブースターは多くの製品が存在するので、ブースターを取り扱う店で相談すると良いです。

また、テレビとアンテナの設置工事を行った時は、問題なくきれいに映っていたのに、その後、きれいに映らなくなった、というトラブルもあります。これは、アンテナは新品のものを設置したのですが、同軸ケーブルなどは交換依頼がなかったため、古いままであったことが原因でした。この問題は、高性能なケーブルに交換したことによって解決されました。